たまねぎの効果を最大限に引き出す食べ方は「生食」だが、加熱して食べるなら包丁で切って20分後に調理を開始すればOK

たまねぎを切ると血栓を防ぐ成分が出る

バランスのいい食事をとりながら、たまねぎを毎日4分の1個程度食べれば、糖尿病・高血圧・脂質異常症、といった現代人に多い生活習慣病をはじめ、死の原因にもなる脳梗塞や心筋梗塞などさまざまな病気の予防・改善効果が期待できます。

ガン予防の場合は、5分の2個以上の摂取が目安になりますが、まずは毎日の食事メニューに1日4分の1個以上のたまねぎを食べるという習慣を意識します。
たまねぎは胃、大腸、肺のガンを防ぐ強力抗がん食

では、たまねぎの健康効果を最大限に得るには、どのような調理法でとるのがいいのでしょうか。

最も効果的なのは、辛みの強いたまねぎを切って生で食べることです。たまねぎに包丁を入れて細胞を壊すと、中に含まれているイソアリインという物質やアリナーゼという酵素が結びついて、プロペニルチオスルフィネートなどの辛み成分が作られます。この辛み成分が血液をサラサラにして血栓をできにくくし、脳梗塞や心筋梗塞を防いでくれるのです。

調理時には水洗いを避ける

生のタマネギが苦手な人や、食後の口臭が気になる人もいるでしょう。その場合は、たまねぎを加熱調理してとることになりますが、有効成分のプロペニルチオスルフィネートの効果を得るには、少し工夫が必要になります。

それは、たまねぎを切って20分ほど置いてから加熱調理することです。すると、その間にイソアリインとアリナーゼが結びついてププロペニルチオスルフィネートに変わるので、この状態になれば、加熱しても血液サラサラ効果を大きく失うことはありません。

ただし、たまねぎを切ったあとに水でさらすと、イソアリインやアリナーゼが流れ出てしまうので、たまねぎに包丁を入れたあとは水洗いをしないで調理してください。もちろん、たまねぎはいくら食べても食べすぎということはありませんが、大切なのは1度に多くの量を食べるより、毎日、4分の1個以上をとりつづけることです。

濃縮たまねぎの口コミ、使用感、効能・効果一覧

高血糖の放置は血管をボロボロにしてしまう テンペ菌発酵の薬草茶なら血液をさらさらにして糖尿病を改善、予防する

急増する糖尿病患者

糖尿病というのは、活動のエネルギーとなる糖分を体の中にたくさん備えており、有効活用できていない状態(代謝)を言います。言い方次第で「宝の持ち腐れ状態」でもあるのです。

せっかくのエネルギーを上手に使えないのは、インスリンというホルモンが不足するからです。インスリンは血液の中にあるエネルギー源=糖を、体の各組織や細胞に橋渡しするような働きをしています。

人によっては、インスリンが運んだ糖を、組織や細胞が受け取れず血糖値が高くなっていることもあります(インスリン抵抗性)。

エネルギー源である糖が届けられないと、体は、たんばく質や脂肪など別のものを原料にしてエネルギーを作ります。しかし糖のように効率よくエネルギーを作れません。そのため不完全燃焼が起きて、体の中に老廃物がたまります。

血液の中には、本来使われるはずだった糖が余っています。そしてこの余った糖や老廃物が血管の表面を傷つけたり、血管を詰まりやすくさせたりするのです。

糖尿病網膜症、糖尿病神経障害、糖尿病腎症は糖尿病の3大合併症として知られていますが、いずれも細い血管が目詰まりして起こる病気です。

高血糖が血管を損傷し、合併症につながる

糖尿病になると、エネルギーが有効活用できていないので疲れやすくなります。血管の中に糖がたまっているので、体は何とかして、それを薄めようとします。糖尿病の患者さんが、のどの渇きを訴えるのはこのためです。

高血糖を放置すると、太い血管でる動脈にも悪影響が現れてきます。糖の影響で血管がボロボロになって脳出血、詰まりやすくなることで脳梗塞や心筋梗塞、狭心症などのリスクが高まります。糖尿病治療・高血糖改善の基本は、食を中心とした生活習慣の見直し。糖はごはんやパン、麺類、お菓子などに多く含まれています。
「野菜は大丈夫だ」と思いがちですが、いも類やにんじん、かぼちゃ、とうもろこしなど甘みのある野菜も要注意です。ヘルシーに感じられる果物にも、糖はたっぶり。高血糖になると我慢しなければいけない食べものがたくさんあります。

高血糖による合併症
  • 糖尿病網膜症
  • 糖尿病神経障害
  • 糖尿病腎症
  • 脳出血
  • 脳梗塞
  • 狭心症
  • 心筋梗塞

こうした食事制限に終わりはありません。いったん血糖値が下がったからといって、好きなものを好きなように食べると、また血糖値が上がってしまうからです。「薬を飲んで、サッと治せないのだろうか」と思う人もいるでしょう。もちろん治療薬はあります。でも「薬を飲んでいるから、食事制限に終わりはありません。
いったん血糖値が正常値になっても好きなものを好きなだけ食べていれば血糖値は再び上昇します。

薬を飲んで簡単に治せないの?と思う人もいるかもしれませんが、当然、治療薬はあるのですが、薬を飲めば食事制限は怠けるというのでは合併症を招く原因になります。インスリンを分泌する脾臓は疲れ切ってしまいます。

血糖値が安定しない人にテンペ菌の発酵茶を飲んでもらった実験があります。12人中11人のヘモグロビンA1Cが下がり、基準値以下になった人もいました。お茶を飲むだけなら手軽でストレスなく誰でも実行できます。

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マグネシウム不足は過労死の原因になりうる

近年、突然死が問題になっています。突然死の原因はさまざまですが、代表的なものはこちらです。

とくに過労死の場合、よく調べてみると、血液中のカルシウムとマグネシウムの比率がバランスを失っていることがわかっています。
つまり、体内では、カルシウムに対しマグネシウムがその半分程度含まれていないと、心不全などの心疾患を起こし、急死することがしばしばあります。

では、マグネシウムはどのようなときに不足するのでしょうか。まず、マグネシウムの摂取不足も原因になりますが、さらに大きい原因はストレスです。ストレスが強くなると、血液中のマグネシウムが尿などに多量に排泄され、カルシウムとマグネシウムのバランスが崩れてきます。

そこで、過労死を防ぐには、まず、ストレスを防止した上でマグネシウムの多い食品を摂取することです。マグネシウムの摂取量は1日に300ミリグラム程度が適量とされていますが、その補給方法については、穀物と魚を多めに摂取するということです。

穀物にはマグネシウムが多く含まれています。とくにフスマなどを挽きこんだグラハムパンのようなものがマグネシウムが多く含まれます。

米もマグネシウムが多いので、毎日穀物を多めにとればマグネシウムは十分摂取できます。日本では以前、穀物をもっと多量に食べていたので、マグネシウム不足はとくに問題になることはありませんでした。

しかし、最近、穀物離れが進んで、こういった問題が出てきました。また、豆腐を凝固させるのに用いるニガリはマグネシウムの化合物ですが、これも今ではニガリを使って豆腐を凝固させるような方法は少なくなりました。

さらに、食塩も、昔は現在のように精製されておらず、ある程度ニガリを含んでいたのでマグネシウム補給に役立ったのですが、現在は、精製塩がほとんどになっています。魚全搬、とくに海の魚には多くのマグネシウムが含まれています。それは海水の中にマグネシウムが多く存在するためです。

最近は魚離れが著しく、昭和45年を境にして、肉と魚の摂取量が逆転しているが、このような状態では、マグネシウム不足が起こりやすいのです。
いずれにしても、穀物や魚といった、以前から日本で日常よく食べられていた食品を日々の食事に取り入れることが、心臓疾患による突然死を防ぐのに大きな意味があるというわけです。

マグネシウムは便秘改善にもとても効果があります。下剤などもマグネシウムが使われているものがあります。
一定以上のマグネシウムがとても大事だと言えるでしょう。

便秘が原因の頭痛はプルーンでよくなる

プルーンは干したものも売られていますが、エキスにした製品のほうが便利です。プルーンエキスは一般のスーパーや薬局でも売られています。

便秘気味のときにこれを用いると、便通がよくなり、体の調子がよくなります。ただし、消化器が非常にデリケートな人は、プルーンエキスをとると、短時間のうちに便通がついてびっくりするということもあります。

実は、プルーンには、他の果物には見られない興味深い糖分が多く含まれています。それは、ソルビットと呼ばれるもので、ブドウ糖の仲間になります。
ソルビットは、チューインガムなどの甘みとしても用いられているものです、

爽やかな甘味をもった糖です。食品に添加するソルビットは、ブドウ糖に水素を加えてつくりますが、自然界にもこのソルビットは存在します。これは主に、未熟な果物の中に多く含まれています。果物が未熟な間は、糖類はソルビットが主体であすが、熟してくるとソルビットはブドウ糖や果糖に変化して、ソルビットの量は減ります。

ところが、プルーンだけは、熟してもソルビットが多量に残り、ブドウ糖や果糖に変化す量が少量です。つまり、プルーンは甘味の材料が、他の果物と異なるのです。

このソルビットは消化吸収されにくい性質があります。そこで、低カロリーキャンデーと称するものの中には、このソルビットがかなり多く使われている場合があります。
ただし、ソルビットは消化吸収されず、糖のまま腸に行くために、腸は糖の刺激に対して敏感に反応します。だからから低カロリーキャンデーを食べすぎると便意を催すことがあるのです。

ソルビットが腸に行くまでの時間は、食事をした後でとった場合はかなりかかりますが、空腹時にはそんなにかかりません。とくにソルビットを飲物でとると、水分が多いので、30分もかからないうちに腸に届きます。

その結果、便通が促されるのです。便秘は高血圧の原因になるし、不要な成分を体内に吸収するので頭痛を起こしたり、な気分になったりします。だから、ぜひプルーンで予防するのがいいでしょう。

ところで、プルーンエキスは、濃縮されているので、コンパクトで利用しやすいのが特徴です。また、乾燥したプルーンの果実を水で抽出して濃縮したものであるから、水に溶けやすい成分が多く含まれています。

中でもカリウムは、大変水に溶けやすいので、プルーンエキスのカリウム含有量は非常に多いです。高血圧気味の人は、減塩がすすめられますが、ただ塩を減らしただけでは、血圧は下がりにくいのです。
体内の余分な塩分を排泄することが必要で、そのためには、かなり多くのカリウムをとる必要があるのです。その点では、高カリウムであるプルーンエキスは効率のよいカリウム補給源になります。

赤ワインの制ガン作用

ワインは赤ワインと白ワイン、また、その中間のロゼワインといった3種類がある。それらのワインの中で、ガンの防止効果があるのは赤ワインです。

とくに大腸ガンの防止には、赤ワインがかなり大きな効果があります。なぜ、白ワインでなく、赤ワインがいいかというと、赤ワインに含まれているタンニン 系物質の存在です。

赤ワインは、赤系のブドウを皮や種子を含んだままつぶして、そのまま発酵させます。そのため、皮の部分、あるいは種の周辺に含まれているタンニン系物質が、そのままワインの中に抽出されます。ところが、白ワインの方は、白系のブドウをしぼり、皮や種を分離して果汁だけを醸造します。そのため、タンニン系物質の含有量は大変少なくいのです。

赤ワインは、白ワインよりも長い期間熟成させて作ります。これは、タンニンの渋みを円い味に熟成させるためです。熟成中は還元熟成といって、ワインは空気中の酸素にはま元ったく接触させません。

飲むとき初めて、ワインの中に含まれているタンニン系の物質が空気中の酸素に触れて酸化することになります。タンニン系物質が多いワインほど、料理を食べる前から栓を抜き、空気に接触させておくことが必要です。

こうすると、ワインの中に含まれているタンニンが酸化して、きれいな赤い色になるとともに、味もマイルドになります。

ところで、赤ワインには、もう1つ動脈硬化の防止作用があります。これも、タンニン系の物質によるものと考えられます。
さらに、ワインに含まれているアルコールの効果も見すごすことはできません。

高血圧が長期に続くと、血管壁がそれに対抗して、コレステロールを血管壁に貼りつけて、破れないように防衛する。これが動脈硬化を起こす原因となるようです。
しかし、アルコールには、緊張している神経をやわらげ、さらに、血管壁の収縮を緩めて、血圧を下げる働きがある。これが動脈硬化の予防に役立つのだと考えられています。

ただ、ワインには10%以上のアルコールが含まれています。アルコールの過剰摂取は、飲んでいるとき血圧を低下させるのとは反対に、酔いが醒めたとき、血圧を上昇させて、アルコール性の高血圧をひき起こすという反作用もあるのです。

赤ワインが健康にいいからと飲みすぎるのは、かえって健康を損ねる元になるから、適量を守り、楽しむ心がけが大切です。

すき焼きの後のメロン

ちょっと高級なすき焼などをコースで食べた後はメロンが出されます。メロンは、カリウムの含有量が食品の中でも抜群です。ウリ類は一般にカリウムが多いのですが、メロンは格別です。

ただし、ウリ類であってもキュウリはカリウムがそれほど多くありません。カリウムの多い食べ物は、塩分を多く摂取したときに、余分な塩分を体から排泄するのに役立ちます。

というのは、カリウムと、塩分を構成するナトリウムは体内でバランスをとっているからです。塩に含まれるナトリウムは、体の中に多くたまると水分を増加させ、血圧を高くしてしまいます。塩分に敏感な体質の人だと、塩分の多い食事を数日間とり続けると、体重が増加し、血圧が上昇してしまいます。

その防止策には、体内にたまった塩分を排泄することが最優先です。そのために大きな働きをするのがカリウムである。カリウムの多い食品を食べれば、余分なナトリウムを排泄してくれる。これは、カリウムが尿から排泄されるときに、ナトリウムを伴うからです。そこで、尿を出しやすくするために、水分が多く、食べやすいカリウムの多い食品としてメロンがが最適です。

すき焼はおいしいのですが、1食で1日に適量とされる7~10グラムの塩分を摂取してしまいます。したがって、食後にメロンを食べることは、カリウムを補給して、余分のナトリウムを排泄する上で意味があるということです。

ところで、メロンにはもう1つ、都合のいい働きがある。それは、血管中での血液の凝固を抑制し、血栓ができるのを予防してくれるということです。

血栓ができると、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。とくに肉を食べると、それに含まれているアラキドン酸という脂肪酸が血液の凝固を促進し、血栓をつくりやすくなりますが、メロンはそれを抑制してくれるのです。

メロンという果物はもともとはアフリカが原産で、キュウリから品種改良してつくられたものです。キュウリには少ないカリウムが、メロンになると多いのはなぜかはよく分かっていません。

ところで、メロンは非常に品種が多い。一般的には、ネットのあるものと、ハネデューメロンのようにネットのないもの、果肉が白いものとオレンジ色のもの、その中間のものなどに分けられます。もっとも高級とされているのはマスクメロンですが、値段や色に関係なく、いずれもカリウムが多く、血液凝固抑制作用のあるのは同じです。果汁が多くて食べやすいし、野菜嫌いでもメロンは好きな人が多いから、おおいに利用できるでしょう。

メロンのプロフィールは 甘味成分が疲労回復に良いメロン

あまり塩分を摂りすぎると水太りしてしまいます。

糖尿病の人には清涼飲料水は絶対NG

糖尿病の人が食事のときに清涼飲料水を飲んでいる姿はそれほど珍しくありません。アルコールは駄目でも、ジュースなら大丈夫という錯覚です。
ちなみにお酒を飲むのなら蒸留水がいいでしょう。
糖尿病の人はアルコールを飲むなら「泡盛」

ジュースなら大丈夫という考え方は大きな誤解でしかもこれは自殺行為です。100% 果汁ジュースであっても糖分はかなり含まれています。まして、加糖されている清涼飲料水になると、もっと多量の糖分が入っています。

これをアルコール飲料代わりにどんどん飲めば、予想しない量の糖分をいつの間にか摂取しています。本人は糖尿病に対する食事制限を守っているつもりですが、.実際はまったく真逆のことをしているということです。

これだと、アルコール飲料を適度に飲んでいる方がまだましというケースもあるでしょう。こうした誤った糖分摂取は、禁煙している人ににも見られます。

それは、禁煙していると口寂しいのでキャンデーをなめるという行動です。キャンデーは通常のサイズのもので、1個5グラム程度の糖分を含んでいます。

したがって、これを始終食べ続けてしまえば、「塵も積もれば山となる」のたとえのように、かなりの糖分摂取量となってしまいます。

清涼飲料水であっても、無糖のウ一口ン茶ならいいかというと、そうとも言い切れないところに落とし穴があります。糖分が入っていない点はよいのですが、茶の一種であるため、かなりのカフェインを含んでいます。これを多量に飲むと安眠を妨げることにもなります。

アクの強い野菜がなぜガンに効くのか?

根菜類はゴボウをはじめとして、きざんで空気にさらすと褐変してしまうのが多くあります。これは空気に触れてタンニン系物質が酸化するためです。

ゴボウの場合は、ポリフェノールという無色の物質が酸素によって酸化し、褐色に変色します。一般に、アクが強く、空気に触れると酸化して褐変するような物質を含む食品はガンの予防効果が高い。

ゴボウがもっとも効果が大きいが、さらにサトイモ、レンコンなどの根菜類にも、ゴボウほどではないが、かなりのガン抑制作用があります。

ところで、根菜類がガン予防に役立つ理由としては、このようなタンニン系の物質を含んでいること以外に、食物繊維が豊富であることもあります。
他の項目でも紹介しているように、食物繊維にもいろいろな種類があるが、ゴボウなどの固い繊維はセルロース。この他にリグニンという成分も食物繊維です。

リグニンは、木材の中に含まれている物質ですが、根菜類にもかなり多く含まれている。このリグニンも、ガン予防に役立つことで知られています。

皮をむいて売られているサトイモは、料理すると、表面が固くなっているのが分かりますこれは、サトイモが皮を剥かれて裸になったため、身を守るために、表面にリグニンの層をつくったことによります。

いずれの食物繊維も、大腸ガンに対して予防効果のあることが確認されています。それは発ガン物質が大腸内で生産されたり食物とともに入ってきたりしても、それらを吸着し、便通をよくして、体内に吸収されないようにする働きがあるためです。これは、実験的にも証明されている。また、食物繊維が十分にとられている場合、腸内の良質な乳酸菌の繁殖がよくなります。

この乳酸菌は、発ガン物質が腸内でできても、それを打ち消す作用がかなり強力です。また、発ガン物質の生産を行なう犯人である腐敗菌の増殖を抑える働きもあります。現代の食生活は、脂肪分が非常に多くなってきています。脂肪分が多くなると、腸内での乳酸菌の繁殖が妨げられ、腐敗菌が増殖します。つまり、発ガン物質が多くつくられる可能性があるということです。そこで、根菜類を食事にできるだけ入れるようにすることが大切となるのです。

そういえば、霊芝・アガリクスなども食物繊維の塊のようなものです。

ゼラチン VS 寒天

ゼリーをつくる材料としては寒天とゼラチンがありますが、おやつにゼリーをつくるときは、ゼラチンを使った方が栄養的にプラスになるでしょう。

寒天は早く固まりやすいが、寒天の材料は海藻なので、ほとんど消化吸収されない灰水化物でできています。ダイエット向けにはいいかもしれませんが、子どもや老人などには、ゼラチンでつくる方がいいでしょう。

というのは、ゼラチンの主成分はタンパク質だからである。ゼラチンは固めるのに時間がかかるが、口当たりは寒天よりなめらかである。ゼラチンは、コラーゲンという固いタンパク質からできていまするが、コラーゲンは免疫性を高める働きもあります。

免疫性が高まると、風邪などの病気にかかりにくくなり、また、かかっても治りやすくなります。さらに、ガンに対しても抵抗性も高まり、潰瘍瘍に対しても保護作用があります。

コラーゲンは、豚皮などの固いタンパク質を水で煮ることによって取り出すことができます。このコラーゲンを、水で長時間煮ていると変化してゼラチンになります。

また、コラーゲンは骨にも多い。骨つきの鶏肉を長時間煮たり、十分に蒸してから冷やしたりすると、ゼリー状の煮こごりができるのも、皮や骨からゼラチンができるためです。

なお、骨が簡単に折れないのは、この固いタンパク質であるコラーゲンのおかげです。ところで、ゼラチンゼリーをつくるとき甘味をつけるのに、砂糖はカロリーを増やすだけで栄養効果は期待できないので、できるだけ避けます。
それよりも、カリウムやビタミンC を補給できる100%果汁を使うことをおすすめです。リンゴやブドウ、パイナップルなどいろいろあるが、とくにリンゴやブドウは甘味が強くおいしく仕上がります。

それに牛乳、ヨーグルト、フルーツなどを加えてゼリーをつくれば、さらに栄養的に優れ、味のよいおやつになります。寒いときでも近年は暖房がきいているから冷たい口当たりのゼラチンゼリーはおいしいでしょう。

ただし、パイナップル、パパイア、イチジク、キウイなどを生で加えるとゼリーは固まらなくなってしまいます。これらの果物には、タンパク質を分解する酵素が含まれているためです。

そこで、これらの果物は、缶詰めを利用したり、一度煮て酵素を殺したりしてからゼリーに加えなければなりません。

中国では阿膠というコラーゲン主体の漢方薬があります。これは抗潰瘍性の効用がうたわれているが、実際に、コラーゲンを酵素である程度分解したペプチドは、胃潰瘍に対して保護作用が強力です。また、コラーゲンは関節などの柔軟性を保つ働きがあります。年齢が高くなると、関節のコラーゲンが減り、腰痛などが起こりがちですが、ゼラチンゼリーを食べることで腰痛の防止にも役立つでしょう。腰痛もちの人はゼラチンでゼリーを作って積極的に食べるといいでしょう。

骨粗鬆症の予防はカルシウムだけではダメ!ビタミンDも大切

最近、急速な高齢化に伴い骨粗鬆症が大きな社会問題になっています。骨折などが原因で寝たきりになるケースが多いからです。骨粗鬆症とは、骨の中のカルシウムが抜けて、骨がすかすかになってしまう状態です。骨粗鬆症についてはこちら

骨がすかすかになってしまうと、骨折してもなかなか元には戻りません。骨折した部分にかすがいを入れて結合しても、骨がすかすかであるために、なかなか接続できないためです。

骨粗鬆症は、男性より女性に多く、閉経期が訪れる熟年以降に急速に進行します。その原因は、女性ホルモンの分泌と大きな関係があります。

骨粗鬆症の予防法としては、十分にカルシウムをとることが必要ですが、若いうちにカルシウムの摂取が十分でなかった場合、女性は出産などでも多量にカルシウムを失うため、骨の中のカルシウムの蓄積は不足します。

カルシウムの蓄積は30歳代前半ぐらいまで行なわれますが、それ以後は、カルシウムをいくら多くとっても、しだいに骨から抜けていくからです。

もちろん、カルシウムの摂取量が多い方が抜け方は少なくなります。とはいえ、骨からカルシウムが抜けていくことには違いありません。

では、骨粗鬆症を防ぐにはどういう手立てがあるだろうか。以前はほとんど対策がありませんでしたが、最近、活性ビタミンDを投与することでカルシウムの抜け方の進行をくいとめることができるようになりました。

活性ビタミンDは薬剤としてもつくられていますが、人体ではビタミンDが肝臓で活性化され、活性ビタミンDに変化します。したがって、ビタミンDの多い食品を十分とればいいのです。
ビタミンDが多く含まれる食品

その代表的なものとしては、サケ、ニシンといった北の海の魚です。また、キノコ類にもビタミンDは多く含まれますが、人工乾燥のものにはほとんどありません。

以前、干しシイタケにはビタミンDが多いといわれていましたが、人工乾燥の干しシイタケは、太陽の紫外線を受けないからビタミンDはつくられません。また、シイタケを食べて日光浴をすれば体内でビタミンD がつくられるとされていましたが、これも間違いです。
キノコ類に含まれているエルゴステロールというビタミンミンDの前駆物質は、そのまま食物からとっても体内で吸収されないし、また、吸収されたとしても、紫外線に当たることで体内でビタミンDに変化するようなことはないのです。

なお、人工乾燥の干しシイタケを太陽光線に当ててもビタミンDはできません。もし、ビタミンDの多いシイタケが欲しければ、生シイタケを買ってきて、自分で直射日光に当てて乾燥させることです。

一方、キクラゲは日光乾燥が主流であるためビタミンDが非常に豊富です。したがって、骨粗鬆症の予防には、カルシウム食品と一緒に、サケ、ニシンのような魚とか、キクラゲなど日光で乾燥したキノコ類を食べることが大きく役立つちます。

なお、シイタケは、動脈硬化を防ぐともいわれています。宮崎県や大分県の人たちは、シイタケをよく食べるから長寿です。

それでは、シイタケにはどのような成分が含まれているのでしょうか。まず、あげられるのはエリタデニンと呼ばれる物質です。エリタデニンはシイタケ特有の成分で、血液中の余分なコレステロールを腸内へ排出する働きがあります。

つまり、過剰のコレステロールが血液中にあるとき、それを正常化するということです。また、シイタケは、免疫性の抗ガン作用をもつレンチナンと呼ばれる物質も含んでいます。レンチナンは、実際に免疫性抗ガン剤として認可され、薬として使用されていいます。

このような抗ガン性の物質は、シイタケ以外にもキノコ類に広く含まれているようで、エノキダケな一どはとくにその作用が向いといわれています。

シイタケは、椎やクヌギなどの木材や、おが屑を利用して栽培されています。このような木材には、リグニンと呼ばれる食物繊維が多く含まれており、これがシイタケの中に取り込まれます。このリグニンにもガン予防の働きのあることが知られています。シイタケを栽培した後の木材が、最後にはすかすかになってしまうのは、木材の主成分がシイタケに取られてしまう証拠です。

免疫システムを高める抗ウィルス物質「レンチナン」が含まれる「しいたけ」にもあるようにしいたけはガン予防に最適です。