米 危険 私達の主食にも添加物が使われている事実があります。pH調整剤が使われています。pH調整剤の危険性について紹介します。
米 危険

食品業界には30年ほど前まで、国民の健康を考え、「毎日食べる主食のコメに食品添加物は使わない」という不文律がありました。
それが崩れたのは、古米を業務用に利用したことに始まります。溜まる一方のコメの処理に手を焼いた農林水産省は、1975年、古米を業務用に回すことを考えついたのです。
価格は新米の3分の1もしないため、味噌、醤油メーカー、ファミリーレストランなどの外食産業だけでなく学校給食会までが飛び付いたのです。
しかし、古米は低温でなく常温貯蔵で保管されていたため腐敗が早く困りました。
そこで使われたのが臭素です。臭素 は発がん性が問題になっている物質です。そんな危ないものが学校給食に出るコメにも使用されていると知った父母は猛反発。臭素のコメへの使用は事実上、禁止になりました。
ただ、古米の防腐剤は臭素だけではないのです。食品添加物の pH 調整剤が防腐効果のために使われ続けているのです。
一部のpH調整剤は、皮膚への刺激やアレルギー反応を引き起こす可能性があります。特に濃度の高い製品や長時間の接触がある場合は、皮膚保護措置(手袋など)を取ることが重要です。
古米の pH 調整剤は、氷酢酸、酢酸ナトリウム(無水)、ポリリン酸ナトリウム、グリシンなど複数の食品添加物が配合されており、古米 1 kg に5 g ほど添加されています(ポリリン酸ナトリウムなどは、過剰にとると、腎臓障害を起こす)。
ポリリン酸ナトリウム( Polylysine Sodium )は、食品や医薬品などの業界で防腐剤や抗菌剤として使用される化合物です。一般的には安全な成分とされていますが、大量摂取やアレルギー反応など、個々の条件や状況によっては注意が必要な場合もあります。
知らないのは消費者だけというわけです。業務用だけではなく、家庭用としてもこうした古米がブレンドされて販売されることもあります。米を買うときは、産地、精山木された年月日の確認は必須ということです。
スーパーで米を購入するときは、「産地」「産年」「品種」の3点セット表示を必ず確認することが重要です。
偽装が多いので、「ブランド米」にはこだわらない。信頼できる「産地直送」のものを探すのがベストです。