たまねぎの効果を最大限に引き出す食べ方は「生食」だが、加熱して食べるなら包丁で切って20分後に調理を開始すればOK

たまねぎを切ると血栓を防ぐ成分が出る

バランスのいい食事をとりながら、たまねぎを毎日4分の1個程度食べれば、糖尿病・高血圧・脂質異常症、といった現代人に多い生活習慣病をはじめ、死の原因にもなる脳梗塞や心筋梗塞などさまざまな病気の予防・改善効果が期待できます。

ガン予防の場合は、5分の2個以上の摂取が目安になりますが、まずは毎日の食事メニューに1日4分の1個以上のたまねぎを食べるという習慣を意識します。
たまねぎは胃、大腸、肺のガンを防ぐ強力抗がん食

では、たまねぎの健康効果を最大限に得るには、どのような調理法でとるのがいいのでしょうか。

最も効果的なのは、辛みの強いたまねぎを切って生で食べることです。たまねぎに包丁を入れて細胞を壊すと、中に含まれているイソアリインという物質やアリナーゼという酵素が結びついて、プロペニルチオスルフィネートなどの辛み成分が作られます。この辛み成分が血液をサラサラにして血栓をできにくくし、脳梗塞や心筋梗塞を防いでくれるのです。

調理時には水洗いを避ける

生のタマネギが苦手な人や、食後の口臭が気になる人もいるでしょう。その場合は、たまねぎを加熱調理してとることになりますが、有効成分のプロペニルチオスルフィネートの効果を得るには、少し工夫が必要になります。

それは、たまねぎを切って20分ほど置いてから加熱調理することです。すると、その間にイソアリインとアリナーゼが結びついてププロペニルチオスルフィネートに変わるので、この状態になれば、加熱しても血液サラサラ効果を大きく失うことはありません。

ただし、たまねぎを切ったあとに水でさらすと、イソアリインやアリナーゼが流れ出てしまうので、たまねぎに包丁を入れたあとは水洗いをしないで調理してください。もちろん、たまねぎはいくら食べても食べすぎということはありませんが、大切なのは1度に多くの量を食べるより、毎日、4分の1個以上をとりつづけることです。

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