大豆は良質のタンパク質が豊富に含まれ、肝臓を守る

いまのところ肝臓病には特効薬はなく、食事療法が改善の基本です。その食事療法の柱となるのが、良質のタンパク質をたっぷりとる食事、いわゆる高タンパク食です。これは、肝臓病になると肝細胞をつくっているタンパク質がどんどん壊れてしまうため、それを補う必要があるからです。

良質のタンパク質といえば、まず真っ先にあげられるのが畜肉類や卵をイメージする人が多いはずです。ただしこれらの食品の食べすぎは、脂肪のとりすぎにもつながりかねないので注意しなければなりません。動物性脂肪には、脂肪肝や動脈硬化を引き起こす飽和脂肪酸が多いのです。

そこで、そんな心配のないタンパク質源食品としてすぐに見直したいのが、大豆です。大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど良質なタンパク質を多く含み、ビタミンやミネラルにも富んだ低エネルギー・低カロリー食品です。肉よりたんぱく質たっぷりの凍り豆腐がおすすめ

その脂肪分には飽和脂肪酸はあまり含まれず、むしろ脂肪肝を抑える不飽和脂肪酸(オレイン酸やリノール酸、リノレン酸など)をたっぷり含んでいます。加えて、脂肪を分解する働きを持つコリンや、むだな脂肪を燃やしてくれるレシチンも豊富です。つまり、大豆には、肝臓病の人はもちろん、酒飲みの肝臓を守ってくれる栄養成分がたっぶり含まれているのです。

このような栄養成分は、豆腐や納豆、あぶらげ、高野豆腐、ゆば、みそといった大豆加工食品にも、量の多少はあるものの、もちろん含まれます。しかもありがたいことには、豆腐や納豆、ゆば、みそなどのタンパク質は、肉のタンパク質とくらべて消化吸収率が高いのです。

大豆製品はいずれも手軽で安価ですから、調理法を工夫して、毎日の食生活に積極的にとり入れることをおすすめします。大豆や大豆製品を料理にうまくとり入れながら、適当な量の肉や卵を組み合わせれば、タンパク質についてはまさに「鬼に金棒」といえるでしょう。

詳しい大豆効果についてはこちら。

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