何の肉が使われているかわからない ナゲット 揚げ物の危険性

揚げ物の危険性 ナゲット は何の肉かわからない という危険性をはらんでいます。これは、あらゆる食品添加物のオンパレード、集大成と言ってもいいような食品といえるでしょう。

ナゲット

ナゲット

中身を知ったらとても食べられたものではありません。以前、大手ハンバーガーチェーンに納入する中国の食肉工場で、床に落ちた肉や腐りかけの肉が当たり前のようにそのまま使われる映像が流出して問題になったことがありました。

あれはチキンナゲットの工場でした。でも、あの工場はまだいいほうだつたと思います。とんでもないことをやってはいましたが、工場自体はまだ中国の工場としては衛生的な部類でしたから。

あれよりひどいことは表に出ずにもっと起こっています。日本の工場でも起こっています。それに最終的には、あの程度の不衛生など問題にならないぐらい大量の薬品が使われているのです。

仮に菌が残ったとしても、あのミンチ肉はその後成型されて冷凍されます。食べる前には、さらに高温で揚げられます。それでほとんどの菌は死滅しますし、少々菌が付着したところで、問題になることはまったくないのです。

しかも、あのようなことが行なわれていたのはあの日だけとは思えないでしょう。頻繁に行なわれているからこそ映像に収めることができたのです。日常的に行われていたことの証明です。1日だけたまたまやった行為を映像に納めることはまず無理です。

他の工場では絶対に同じことは起こっていないかというと、そんな保証もありません。食べるなら、そもそもナゲットというのはあのようにして作られる物だ、というぐらいの覚悟で食べて欲しいのです。

不衛生な状態で作られる物ですから、安全性を担保するために、様々な化学薬品を使うのは当然のことです。

そもそも新鮮で良質な材料であるならば、鶏肉をあそこまで加工する必要がないはずです。ということは、それだけの加工が必要な粗悪な素材が使われていると考えなければならないでしょう。

市販されているチキンナゲットの裏を見てみるといいと思います。全部が全部ではありませんが、白身肉、赤身肉などと表示されているものがあります。

白身肉も赤身肉も、何の肉を指しているのか分かりません。私たちが普通に考えている動物の肉ではない可能性もあります。そういう表示を見たら、やはり注意すべきだと思うのです。

自身肉というのは基本的に脂身のことですが、これだけでは何の脂身かは分かりません。原材科名を見ると、チキンナゲットと言いながら豚肉と書いてある物もありますから、豚の脂身なのかもしれません。

表示の最初には鶏肉と書いてある物が多いですから、分量としては鶏肉が一番多く使われているのでしょう。でも、増量のためにいろいろな物を入れているのは、表示を見てみれば分かります。

赤身肉は少なくとも鶏ではありませんし、豚肉と表示していなければ豚の赤身でもぁりません。ましてや高くつく牛は使いません。となると、それは何の肉なのでしょうか?

何が入っていてもおかしくないということを承知しておいて欲しいと思います。チキンナゲットという商品名だからといって、使用する肉については何の規定もないのです。

あのような形をしていたら、チキンでなくてもチキンナゲットですから。これはナゲットに限った話ではないのですが、ほとんどの加工食品に入っている「リン酸塩」という食品添加物の問題もあります。

リン酸塩、リン酸ナトリウムという表示のされ方をしている、この化合物のリンが分離して体内に摂取されるわけですが、リンは過剰に摂取すると身体の中で悪影響を及ぼします。

リンは人間にとっては必須ミネラルの1つですから、欠如させてはいけない物質です。けれども、リンが体内で過剰になると、本来は必要なミネラルの吸収を阻害する働きをしてしまうのです。

さらに、体内ですでに働いているミネラルと結び付いて体外に出してしまいます。必要なミネラルが入ってこなくなる上に、出ていってしまうというわけで、身体が極度のミネラル不足に陥ってしまうのです。

これはほとんどの加工食品に入っていますが、大量に入っているので特にナゲットは気を付けなければいけません。

仮に、鶏肉しか使っていない安全なナゲットがあったとしても、食品添加物としてリン酸塩、リン酸ナトリウムは使われていることが多いので要注意です。

使われた場合は、原材料名に奉不されます。消費者として、原材料名を確認するのは必須の行為と心得ておいてください。私は、最近の子供たちが骨折しやすいのは、もしかしたらリンの過剰摂取も原因の1つかもしれないという疑いを持っています。

市販されているチキンナゲットも、ファストフード店で売られているチキンナゲットも、非常に危ない食べ物であることは承知しておいて欲しいのです。

何が危険なのかは、食べるほうでリサーチして知っておかなければなりません。売る側がわざわざマイナスの情報を出してくるはずはないのですから、消費者の立場でできる限り実態を掌握し、その上で食べるかどうかを判断しなければならないのです。

選べるなら、まだ本来の物の形をしている食品のほうが安全度が高いということは言えます。同じチキンでも、骨がついたフライドチキンや唐揚げなら、明らかに鶏肉であることは分かります。揚げ物であることの危険性は残りますが、怪しげな物を混ぜようがないという点で、チキンナゲットよりは安全でしょう。

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